自律神経の乱れは起こってしまうの？

自律神経とは、呼吸・内臓・血流・ホルモン・体温など、
私たちが意識しなくても自動で調整してくれる“生命の司令塔”のような働きをしています。

しかし現代社会では――
長時間のスマホやPC作業、慢性的な睡眠不足、仕事や人間関係のストレスなど、
脳が休まる暇がなく、交感神経（アクセル）と副交感神経（ブレーキ）のバランスが崩れやすい環境にあります。

さらに、
姿勢の歪みや骨格のズレ、筋力の低下や筋肉の硬直といった身体的な問題が加わると、
脳と身体の“神経の通り道”にロスが生じ、正しい指令が伝わらなくなります。

また、心や感情の面では――
✔︎ 解決しない悩みや不安
✔︎ 子どもの頃からのトラウマや心の傷
✔︎ 言葉にならないモヤモヤや抑圧された感情
✔︎ 目に見えない「気・エネルギー」の乱れや枯渇

といった**“マインドやエネルギーの領域”の負荷**が、自律神経の乱れをより深刻にさせていきます。

つまり、
身体・心・脳・エネルギーがバラバラな状態では、どこかに不調が現れるのは当然のこと。

逆に言えば、
身体（肉体）を整え、心を癒し、エネルギーを調律することができれば、
本来の自然なバランスと回復力が戻ってくるのです。

さらにこんな不調が現れてしまうことも…

一時的な疲れやストレスだから…と、
自律神経の不調をそのままにしていると

など、心と身体にさまざまな影響が広がっていきます。

実際に「うつ病」と診断された方の中にも、
根本には“自律神経の乱れ”が潜んでいることも多いのです。

自律神経の乱れが続くと、脳は「これ以上ストレスをかけないように」と、
身体に対して知らず知らずのうちに“防衛反応”を出します。

このように、無意識レベルで動作制限や行動の抑制が起こり、
結果として腰痛・肩こり・首の痛み・膝の違和感などの
「構造的なゆがみや炎症とは別の痛み」が発生しやすくなります。